ベン君。

深く考えると良くない。

思わず、明日逝ってもいい、そう思ってしまう。

本当に、そう。

今日は、ベン君が逝って4年、という日。

青い空を見たら、

ベン君が見えた気がして、嬉しくて泣いてしまった。

生真面目で、正直で、正義のベン君だったから、

あちらでも、〇〇警察みたいなことになっていて、

周りのわんちゃんたちに煙たがれていないか心配。

（ベン君が見えましたか？）

ベン君、

私はついにリタイアだけど、

まだしばらくは、

私はそちらには行けないと思うのよ。

だけど、なるべくはやく、そちらに行きたい。

心配しないでください、

半分ぐらいで生きているから。

ママ、元気で頑張ってね、そんなこと言われても、

私は絶対に頑張れない。

そんなこと言うと、わんわん泣いちゃうよ。

ベン君、

まだまだ写真も見れない私ですから、

一度でいいから、夢に出てきてください。

おばけになってもいいのよ。

ベン君、

この頃、全く横に来てくれないですが、

そんなにそちらはいいのですか。

それなら、いいです。

いっそのこと、私のことを忘れて、

思いっきり走って、思いっきり食べて、

思いっきり眠って、思いっきりお散歩してね。

だけどベン君、

私が行ったら、私をすぐに見つけてほしい。

だって、すぐに頬ずりしたいから。

すりすり、すりすり、痛くなるまで、お願いね。

ベン君はいないけど、

今日に、ありがとう。

明日も、佳い日に。