愛宕柿(父の)。
2021年 12月 02日
店頭に並ぶものとは大違いだけど、
父が作る愛宕柿は、とても美味しい。
色も見かけも、大きさも香りも、
柿によってまちまちで、ふぞろいだけれど、
父の愛宕柿は、本当に美味しい。
今年もまた、父に愛宕柿をもらった。
療養中の父は、きっと力をふり絞って作ったのだろう。
渋抜きのための麻紐の結び方が、
昔に比べて雑に思えるほど力無く、
それだけで、ありがたく切ない。
母の言う通りに生きてきた父のことが、
時に頼りなく、時にはがゆく、時に嫌いだった。
だけど、母との関係が綱渡りのようだった私は、
いつも、父の、明るく根に持たない性格に救われてきた。
自分だけが正しいと言う母に対して苛立った時、
思わず父にやつ当たりをしたり、嫌ごとを言う私を、
父なりに、温かく見守り許してくれていたと思う。
お父さん、ありがとう。
私の今日に、ありがとう。
明日も、佳い日に。
何かホッコリする『愛宕柿(父の)。』でした。
舌や胃に美味しいだけでなく、心にもしみわたる味では…。
父を愛する子、子を愛する父の思いが交叉するブログでした。
味わって食べてあげてください!
舌や胃に美味しいだけでなく、心にもしみわたる味では…。
父を愛する子、子を愛する父の思いが交叉するブログでした。
味わって食べてあげてください!
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> fukuchan-ckjさん
こんばんは。
いつも、温かいコメントを、ありがとうございます。
一つ一つ味わいながら、
来年も食べることができるよう願いながら、
父の思いを味わいたいと思います。
こんばんは。
いつも、温かいコメントを、ありがとうございます。
一つ一つ味わいながら、
来年も食べることができるよう願いながら、
父の思いを味わいたいと思います。
by mayumijp
| 2021-12-02 20:41
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Comments(2)