秘密基地時間。
2020年 10月 23日
それは、懐かしい景色でした。
私は、こうやって、じっと見入っていたな、
そう思い出したのでした。
こんな景色に出逢えた時には、
いつも帰宅が遅くなって、
母に叱られたものでした。
私の幼少期は、
山、川、田畑しかない場所にありました。
一番好きな遊びは、
山の中での秘密基地づくりでした。
(生傷絶えず、今でも両膝に傷跡多数)
私達と野生の兎や犬達とは仲良しで、
動物の亡骸を見つけた時には、すごく悲しんだ。
春には野苺や木苺、
夏には山枇杷を食べて谷川で魚を追う。
秋には山柿で、松茸を掘って持って帰り、
冬の初めには、落ち葉の布団を作って遊んだ。
あの秘密基地に続く山道は、
とっくの昔に雑木で見えなくなってしまった。
あの人は子取り婆さんだと、
村八分的に居た貧しいおばあさん、
近づいてはダメよ、と教えられた、
気難しく見えた、一人暮らしのおじいさん、
もう名残りさえない。
秘密基地も、子供達も、
どこにも、ない、いない。
風の音、水の音、動物達の鳴き声、
子供達の声が、まるで、木霊みたい。
全てのことは、
あの、ずーーーーっと向こう。
そして、私は、今、ここに。
どうにも手の届かない昔時間を想って、
泣けてきそうな午後でした。
今は、バスチーでしょ‼️(by アネラさん)
(連続3週末バスチー)
過ぎた秘密基地時間に、ありがとう。
今夜も、佳い夜に。
by mayumijp
| 2020-10-23 20:28
| 夢の時間
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