「母の日」は「母の日」。
2020年 05月 10日
数日前から、かなり迷っていたけれど、
やっぱり、「母の日」は「母の日」、だ。
85歳になる母は、退職後、
花をこなよく愛し、
花づくりを、以後の人生の中核に据えてきた。
好きな花に日々囲まれているので、
また、
これ以上花を増やしたくない様子とあって。
今年は思い切って、カーネーションはなしで。
母の大好きな、ぼた餅、を。
そして、
母の大好きなスナップえんどうと厚揚げで、
あっさり煮物を。
(にんじんは、アネラさんと二女の大好物)
ここ2年間、なんとなくしっくりいかない、
母と私の関係。
原因は、
私の娘たちが、
母の思い通りに進路を選ばなかったから。
しっかりし過ぎ者の母は、
全てを意のままにしたいのだけど、
孫たちも成長すれば、
なかなかそうはいかない。
争ってしまうことも多くて。
私は、結果として、
娘たちの考え方を尊重。
娘たちの人生を、
アドバイスすることはできても、
無理やり決めさせることはできなくて。
それは、当然のことだと思うけど、
母にとっては、当然ではなかったよう。
なんとか私に孫たちを説得させたい、
だから私を責める、
私はとんでもない暴言を吐きそうになる、
‥、で、私は母と距離をおくことに。
腹を立てたこともあったけれど、
時間が経つごとに、
母の気持ちも分からなくはないなあ、
と思うように。
孫たちの態度が、
寂しかったんだろうなあ、って。
そんなことがあって、
都会に行ってしまった長女とは、
それはそれはかわいがっていたのに、
特に縁遠くなってしまった母。
きっと、
「あーあ、失敗」と思っているんだろうけれど、
自分の弱さは見せない人だから。
だけど、
「母の日」は「母の日」。
複雑な思いを持っていたとしても、
私の母だ。
母がいたから、今私がここにいて、
娘たちやアネラさんがいて、
生きている、間違いない。
我が家とお昼も、ぼた餅と煮物。
(まだいっしょにご飯食べられるほどは、うち解けていないのです)
今日ぼた餅を作るのも、食べるのも、
お母さん、
あなたが私を、
この世に送り出してくれたからですね。
お母さん、ありがとう。
これからまた、
前みたいに仲良くなろうね。
やっぱり、ぼた餅大好き犬になりました!
今日も、佳い午後に。
by mayumijp
| 2020-05-10 14:01
| 日々の生活
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